【お役立ち情報】付加価値から見るエアコンの上手な選びかた(2023)

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2023.05.09

【お役立ち情報】付加価値から見るエアコンの上手な選びかた(2023)

平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。

今年のゴールデンウィークはほとんどの日が20度以上の暖かい日が続き、日によっては今年初めての冷房を付けた方も少なくないかと思われます。

そんなエアコンですが、10年以上たってそろそろ交換したい方や調子が悪くなって交換が迫られている方にとって一番気になるのは「価格」や「省エネ」と思われますが、省エネ性能が高いのが普通の時代になり最近のエアコンは色んな「付加価値」をつけることでライバルとの差をつけています

そこで今回は価格や省エネ以外の「付加価値」で注目すべき機能を一部ご紹介いたします。

既に繁忙期に入りつつありますが、まだ商品を選ぶ余裕はございますので「折角買うならこだわりたい!」という方は今から検討しても遅くはありません!

なお重ねて紹介いたしますが、いざ真夏になってから壊れてしまうと売り切れや品薄でほしい機種が選べなくなったり工事待ちが長くなってしまいますので今のうちからエアコンのセルフチェックをお願いします。

なお当社に相談いただければ納期等も併せたご提案が可能ですのでお気軽にご連絡願います。

※以下紹介する機種は全て2023年モデルとなります。それより前のモデルでは同シリーズでも同じ機能が搭載されていないことがございます。

①シーンに合わせて「〇畳用」のチョイスを変える

付加価値紹介に入る前に、エアコンには6畳用から大きいものでは20畳用を超えるものまで「部屋の広さ」を基準にラインナップされています。しかし表示を鵜呑みにして選ぶと「思ったほど冷えない(暖かくならない)」といった事態になり余計な電気代がかかる可能性もあります。

そこで、住宅や部屋環境に合わせ目安として以下のようなチョイスをお勧めします。

・高断熱&高気密住宅:部屋の広さ相当(6畳部屋なら6畳用)

・築年数の長い住宅(断熱・気密性が悪い):部屋の広さ+2~4畳(6畳部屋なら8~10畳用)

・断熱窓非採用の部屋:部屋の広さ+2畳(6畳部屋なら8畳用)

・キッチンがある部屋:部屋の広さ+4畳(10畳部屋なら14畳用)

【ほとんどの機種についている機能編】

②内部クリーン機能でお手入れが楽になりイヤなニオイ対策もできる

除湿機能と同じく、ここ何年か新しいトレンドとして「内部クリーン機能」を搭載することが標準になりました。

例えば「内部乾燥機能」は安いグレードでも搭載されることが多くなり、冷房・除湿運転時に内部に発生する結露を乾燥させてニオイの原因となるカビを予防します。

またシャープの「プラズマクラスター」やダイキンの「ストリーマ」など空気清浄機の機能がエアコンにも搭載されているグレードもあり、別途空気清浄機を置かずに済むため部屋スペースの効率化にも貢献できます。

オススメシーン:キッチンのあるリビング、寝室、子供部屋など

商品例:シャープR-Xシリーズ(プラズマクラスターNEXT搭載)

ダイキンKXシリーズ(寒冷地仕様・ストリーマ搭載)

③スマホを使って外出先からの起動も可能

近年IoTやHEMSを視野に「ネットに接続してスマホから操作できる家電」が増えています。エアコンも例外ではなく多くの機種がアプリを使って外出先から起動することが可能な時代になっています。

グレードの高い機種は標準搭載されておりますが、価格の安いモデルでもオプション部品を取り付けることで使えるようになる機種があるため最新モデルであればほとんど使用することが可能と予想されます

「外出前にタイマーをつけ忘れた!」や「タイマー付けて外出したけど予定より早く帰るからタイマーを変えたい!」など、誰もが1度はあるタイマー関連のトラブルにかなり有効な機能です

オススメシーン:どの部屋でもオススメ

【ちょっと値段は張るものの注目の機能編】

④進化した除湿機能「再熱除湿」に注目

梅雨から真夏にかけて除湿運転を使うことがあると思われますが、「寒いほど涼しくなりすぎてしまう」といったデメリットに困っているお客様が多くいらっしゃいます。

実はここ最近除湿運転が大きくアップグレードされ、室温をキープしながら除湿できるようになりました。

少々グレードが上がるため幾分か値段は上がりますが除湿をよく使う方は是非お勧めです。

オススメシーン:書斎、部屋干しもする部屋など

商品例:三菱霧ヶ峰Zシリーズ(再熱除湿+自動制御、強力な清潔機能など)

⑤エアコンの暖房に「加湿機能」が搭載できる時代に

②にも関連したトピックですが、暖房に加湿機能をプラスした機種も登場しています。

エアコンの暖房でデメリットの1つとして挙げられるのが乾燥ですが、加湿機能が付いている機種であれば乾燥トラブルもなく快適な暖房になります。加湿器の面倒な給水が不要なため面倒に感じている方には検討要素の1つに入れても良いと思われます。

オススメシーン:リビング、寝室など

商品例:ダイキンRXシリーズ(加湿機能、換気運転機能など)


ここで紹介したのはここ何年かの最新トレンドの一部ですが、他にもAI自動制御や酷暑日対応モデル、室温アラート機能など安心快適に過ごせるための新しい付加価値が年々進化しています。

1度買うと10年以上は使い続ける「相棒」のような存在のため、折角買うなら今困っていることやこれからのことを考えて機種選びを行うことをぜひお勧めします!

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