【お役立ち情報】給湯器の上手な選び方(2023)

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2023.05.11

【お役立ち情報】給湯器の上手な選び方(2023)

平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。

毎日お風呂を中心にお湯を使うためにお世話になっている「給湯器」ですが、給湯器もエアコンと同じく10年が交換目安のため買い替えを検討している方も多くいらっしゃると思われます。

実際、ここ何年かテレビやラジオのショッピングコーナーでも頻繁に給湯器が紹介されており「10年経過した給湯器の中身はこのようなっています!性能が落ちたり発火の恐れがあるのでお早目の交換を!」といった紹介を見たこと聞いたことがあるかと思われます。

ただ給湯器の紹介を見ると「16号モデル」「20号・24号」「エコジョーズ」「エコキュート」など一見わかりづらい単語が多く出ており何を選ぶべきなのか難しいといったところもあると思います。

そこで本記事ではこれらの専門用語の意味も紹介しつつ選び方の目安を紹介いたします。

なお当社では長年、ガス・灯油・電気の各種給湯器設置の実績を持っており選定相談を含めトータルサポートが可能ですので是非お気軽にご相談願います。

①買い替え時の選定のコツ

各種紹介の前に「実際に買い替える時どのようなものを選べばいい?」というのが真っ先に疑問に出るはずです。基本的に給湯器に関しては以下2つのポイントが機種選びのベースとなります。

熱源はできるだけ同じものを選ぶ(例えばガス式を使っているならガス式)

給湯能力は今ある機種の購入時より家族構成等が変わったらグレードアップすべき

(例えば10年前と比べて家族が増えたり二世帯化していたらグレードアップ推奨)

②「〇〇号」や「〇〇kW」は給湯能力を示している

よくショッピングでガス給湯器が紹介されていた時「16号は特別価格〇〇万円です!また20号・24号もご用意しています」と聞くはずですが、この〇〇号というのが給湯能力です。

また石油給湯器などでは「〇〇kW」電気式では「〇〇〇L」が給湯能力の基準となります。

さて給湯能力はそのままお湯が出る量にも直結しており、家族構成によって推奨される能力は異なります。

もし家族のニーズに対してパワー不足になるとシャワーの出が少ないなど使い勝手の面でトラブルが出てしまうため適切なパワーのものを選ぶと良いでしょう。

なお最近では「節水シャワーヘッド」がトレンドになっており、少ない湯量で水圧の良いシャワーが出せるようになっているため給湯器交換と一緒にシャワーヘッドも交換すると光熱費節約にもなります。

③給湯器紹介:ガス式・エコジョーズ

ガス式は最もメジャーな方式であり、LPガスを燃焼し水を温める方式となっています。

「エコジョーズ」は燃焼熱だけでなく排気熱を再利用することでガスの使用効率をアップしたモデルのため、最近の光熱費値上がりが気になる方はエコジョーズをおすすめします。

なお以下機種にもあるように「エコ〇〇〇」のブランドは一般的に高効率モデルになっています。

主なメーカーとしてはリンナイ、パロマ、ノーリツなどで取り扱っています。


④給湯器紹介:電気式・エコキュート

オール電化住宅が増えてきている中で電気式も徐々にシェアを伸ばしています。

電気式は夜中の格安な電気や太陽光発電で作った電気を利用し電気ヒーターで水を温めます。また電気式のスタンダードである「エコキュート」は冷媒と呼ばれる熱交換器を利用して水を温めるので少ない電気代で済むことができます。

太陽光発電・蓄電池を導入している住宅では、HEMSを用いて発電電気をできるだけ給湯機に回すことができるため電気代がかなり削減できます。

エコキュートはパナソニックやダイキン、コロナなどが取り扱っています。


⑤給湯器紹介:ガス&電気ハイブリッド式

最近ではガス式と電気式を併設したハイブリッド方式も登場しています。

これは車のハイブリッド車と同じように、外気温や使用状況に合わせてガス式と電気式を使い分けて水を温めます。具体的にはふろで大量の水を沸かすときは早くお湯にできるガス式、キッチンなど少量使いの時は電気式になります。

ハイブリッド方式としてリンナイの「エコワン」が代表されます。


⑥給湯器紹介:石油式・エコフィール

石油式はストーブの熱源でも使用される石油を用いて水を温めます。「エコフィール」はエコジョーズと同様に排気熱を再利用し効率をアップさせています。

ガスよりも早く温めることができるため大家族にも適していますが定期的な灯油タンクへの給油が必要になるため、当社のように石油取扱業者との契約も必要となります。

石油式としてはコロナやノーリツなどで取り扱っております。


給湯器に関しては半導体不足の影響で納品までかなりの時間を要する事態に陥り、今も完全解消までには至っておりません。そのため少しでも給湯器の調子が悪いと感じたら早めの御相談・買い替えを強く推奨いたしております。

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