【お役立ち情報】エアコンの電気代を減らすためには?

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2023.06.05

【お役立ち情報】エアコンの電気代を減らすためには?

平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。

ここしばらく暑い日が続くようになり、すでにエアコンの冷房を使い始めている方も多いかと思われます。

そんな中6月より東北電力の電気代値上げが実施され、この夏の電気代が気になっているかと思われます

そこで今回はエアコンの電気代をいかに抑えるか(=省エネ運転できるか)にフォーカスを当てて紹介いたします。


①10年以上経っているエアコンは買い替えるだけで電気代節約!

以前の記事でも紹介いたしましたが、エアコンの一般的な買い替え時期は10年と言われています。

何度も紹介しておりますが、改めてお伝えいたします。

「エアコンは、突然壊れます!しかも使いたいときに限って!」

壊れる前の交換することが色んな意味で最善という事を押さえておきましょう。

また「10年」は故障しやすくなる目安ですが、この10年の間にも技術がどんどん進歩しており省エネ性能がアップしています。そのため古いエアコンであるならば省エネ運転の前に先ずは買い替えがおすすめです。

当社の実際のお客様の例では、20年前のモデルから買い替えで月の電気消費が60%減った事例があります。既存機種や入替える機種によって異なりますが場合によっては何年もするとエアコン購入代分の節約も期待できます

また近年では「省エネモデル」という、より電気代を抑えて運転できるモデルもあるためこちらを選択するのもオススメです。


②エアコンのフィルターなどはしっかりそうじしよう!

これも以前の記事で紹介しておりますが、フィルターなど掃除できる部分についてはこまめに掃除することがおすすめです。

例えばフィルターにホコリが溜まっていると空気の吸い込みが悪くなってしまい、その結果部屋の空気を冷やすためにより多くの時間がかかってしまうことになってしまいます。言い換えればその分だけ多く電気代が発生してしまいます!

また自動お掃除機能が付いているエアコンについても、月に1回は中の様子を確認ししっかりそうじできているか確認しましょう。


③1,2時間程度であればつけたままのほうが電気代が少ないことも

ちょっとした買い物で外出する時、無意識にエアコンを含め電気を消してから出るのが普通ですが、実はエアコンについてはこまめにオン・オフを繰り返すと逆に電気代が高くなることもあります

これは設定温度まで冷やすときに多くの電気を消費するため、折角冷えたタイミングでオフにしてしまい室温が上昇すると再度多くの電気を消費して冷やす必要があるからです。

実際は断熱度・気密度により差はありますが1,2時間程度であればつけたまま外出したほうが節約になります!


④設定温度を低くしすぎないことが省エネにつながる

③にもあるように「設定温度まで冷やすときに多くの電気を消費する」のがエアコンの特性のため、設定温度が低いほど結果的により多くの電気を消費することになります。またよくある勘違いとして「設定温度を低くするほどパワーが増す」と思っている方も少なくないですが、実際は設定温度が何度だろうと設定温度になるまではほぼMAXのフルパワーのため、いくら低くしても設定温度に達するまでパワーはあまり変わりません

一般的に設定温度を1度上げるだけで約13%の電気代節約になります。

まずは冷房推奨温度とされている「28℃」からはじめ、体質に合わせて上下していくのが良いでしょう。


⑤朝・夕方につけるなら換気してから起動しよう!

真昼の一番暑い時には効果は少なくなりますが、つけるまえに窓を開けて換気することで室内のモヤっとした熱い空気を逃がすことができます

③④にもあるように「設定温度まで冷やすときに多くの電気を消費する」ため、換気によって室温をある程度低くできれば結果的に少ない電気代で部屋を冷やすことができます。

とはいえ真夏は「帰った時にはもう涼しくなってほしい!」となることも多いでしょう。この場合窓を開けるわけにもいかないため家に着く直前あたりの時間を予測してオンタイマーをつけておくのも良いでしょう。

また最近の機種ではWi-Fiに接続することができ、専用アプリから遠隔起動することができるためお家に近くなってからつけてもOK。この時も設定温度を極端に低くせず28℃前後で弱冷房のような状態がベストです。


⑥エアコンの運転方法以外にも工夫できること

ここまではエアコンの運転方法による工夫がメインでしたが、運転方法以外にも電気代を抑える方法があります。以下はその一例ですがすでに家にあるものや手ごろなものから始めてみると良いかもしれません。

・室外機周辺に物があれば移動or撤去する(運転効率UP)

・室外機が直射日光に当たる場合は専用の屋根をつける(運転効率UP)

・扇風機やサーキュレータを併用する(部屋の中の空気循環UP)

・遮光カーテンに入れ替える(外からの熱をカット)

・断熱仕様の窓にする(リフォーム検討中の方はぜひおすすめ・冬場の暖房も効果あり)

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