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梅雨も明けて、毎日エアコンが必須なほど暑い真夏がやってきました!はやいところでは夏休みも入ったため行楽地へのお出かけやお盆の帰省の準備など楽しみなことがたくさんあるかなと思います。
しかしながら気を付けたいのが「熱中症」。毎日のように搬送されるニュースを目にするようになっています。
調査によると、ある期間における熱中症搬送における発生割合のうち2割強が「部屋の中」だったという調査結果もあります。
そんな熱中症ですが決して外だけでなく、家の中でも起きていることをご存じでしょうか?
先日とあるラジオ番組でリスナーがこんな投稿をしておりました。
「高齢の親が真夏に全くエアコンをつけずに部屋の中で過ごしていて体調が心配。しかし何度注意しても言い訳ばかりして一向にエアコンをつけてくれなくて困っている!」
これ、実は結構社会問題になっておりエアコンメーカーでも対策機能を付けています。
そこで今回は熱中症対策のために「高温みまもり機能」の使い方についてご紹介いたします。
<もくじ>
【PR】今回は高温対策についてご紹介いたしますが、他にも特徴的な機能を持ったエアコンを各種揃えております!
その中でもシャープ製の最新機種(FTシリーズ除く)では次世代の除湿運転「氷結ドライ」を搭載しており、消費電力を抑えつつ温度もキープもできる画期的な除湿ですのでぜひオススメです!
当社取り扱い中のエアコンは上記メニュー「取り扱い製品」よりご覧いただけます!
①本題に入る前に・・・なんでこんなにもエアコンを我慢するの?
実は編集者の私の親も同じような感じでしたが、本音を聞くと「電気代がもったいない」でした。おそらくほかの方々も電気代を気にしている方が一定割合存在しているのかなと思われます。
そこで参考に、最近のエアコンの金額と一般的な熱中症搬送にかかる費用をざっくりまとめると
エアコンの電気代:1時間あたり5~50円 ※6畳間1部屋での想定
熱中症で緊急搬送:1回で~10万円以上+後遺症が残ればその治療費プラス
もし1回緊急搬送されると、最悪エアコン買い替え代を超える治療費がかかってしまいます!
我慢する理由は様々だと思いますが、もし電気代を気にしているのであれば絶対付けたほうがいいです。
②高温みまもり機能の使い方
さて電気代のほかによく聞かれる理由として「暑さの感じ方が加齢で鈍って高温を気付かない」があります。そのため確実に使ってもらうための1つのアプローチとして「高温になったら勝手にエアコンがつく」方法があります。
最近のエアコンには勝手にエアコンがつけられる「高温みまもり機能」がありますので、その設定方法を一部ご紹介いたします。
なお設定したからと言って確実に熱中症が予防できるわけではないため適切な使用を推奨します!
(1)三菱エアコン・霧ヶ峰の場合
※主な対象モデル:2022年以降の全機種、~2021年の一部上位機種
機種シリーズによって場所は違いますが「みまもり」というボタンがあるため、これを押すと有効になります。
一定温度(基本は28度)を超えると自動的に冷房が起動され、一定量冷やされると自動的にOFFになります。
(2)シャープの場合 ※2024/7/25追記
※主な対象モデル:COCORO AIR連携可能機種(FTシリーズ等除いた上位機種全般)
および一部旧式上位機種(「みはり」ボタンがあるリモコンの機種)
シャープ製の最新機種は、スマートフォンアプリ「COCORO AIR」への高温アラート通知として受け取ることができます。アプリ設定とエアコンのWi-Fi接続が必要になりますが、外出先でも高温アラートを受信できるため便利と言えるでしょう。
ただしスタンダードモデル(FTシリーズ)には非対応のため、以下のスマートリモコンもお試しください(ただしメーカー保証外です)
また旧式モデルで「みはり」のボタンがある機種はここから機能を有効にすることができます。
詳細な設定も可能ですが、三菱製と同じく十分に冷えたら自動で運転OFFすることも可能です。
③番外編:高温見守りがついていない機種も間接的にできる!
最近はswitchbotなどの「スマートリモコン」で温度計と連携したオートメーションができるようになっています。そのため高温みまもりがついていない機種でも、スマートリモコンを用いて間接的に自動起動することが可能です!
具体的な接続方法や設定につきましては各メーカーの説明書やweb検索にてご覧ください。
またネット接続で遠隔起動も有効にできるため、例えば自動ONの設定をしても勝手に消された場合に遠隔起動できたりと、使い方の幅がかなり増えてきます。
④さいごに
やっと外出規制などもなくなり、今年は今まで以上にお盆の帰省で実家に行く方も少なくないと思われます。
せっかくなので帰った際は「実家のエアコンが10年以上たっていないか」「実家でちゃんとエアコンを使っているか」を確認してみたほうがよいでしょう。
熱中症にかかってからでは遅いため、もし危なそうであれば買い替えや高温みまもり機能有効化を行い安全安心に過ごせるようにしましょう!
※当社で取り扱い中のエアコンは画面上部メニューからご覧いただけます