記事更新日:2025/9/2
暖房シーズン前に必ずチェック!去年残った灯油、本当に安全ですか?
持ち運び可能な石油ファンヒーターやストーブをお使いのご家庭では、ポリタンクで灯油を保管されていると思います。
ただ毎年のように灯油が少し残ったりするため、残った灯油はそのまま保管している方がほとんどでしょう。
しかし前シーズンからポリタンクで保管している古い灯油は劣化している可能性があります!
劣化した灯油を使い続けると、不完全燃焼による一酸化炭素中毒や暖房機の故障など、深刻な問題を引き起こす恐れがあります。
そこで今回は保管している灯油が劣化しているかチェックする方法から、適切な保管方法や暖房機のメンテナンスまで幅広く紹介していきます!
もくじ
1. 灯油劣化のチェック方法
まずは現在保管中の灯油をチェックしましょう!
ポリタンクの口から目視では劣化しているか分からないため、実際に取り出して確認します。
- 「灯油用スポイト」を準備(ホームセンターで購入可能)
- 透明なガラス容器(漬物ビンやグラスなど)に少量抽出
- 色と臭いをチェック
※スポイトはシーズン終わりにヒーター内部の灯油を抜く際にも使用するため、大切に保管してください。

※一般社団法人 日本ガス石油機器工業会 Webサイトコラムより引用
2. 劣化した灯油を使う危険性
以下の症状が現れたらすぐに使用をやめてください!
- 点火不良:火が付きにくくなり、不完全燃焼などのエラーが頻発
- 異臭:燃焼時に目に染みるような刺激臭
- 性能低下:去年より明らかに暖房の効きが悪くなっている

もしこれらの症状が出ているのに使い続けると、突然故障したり、最悪一酸化炭素中毒で重大な健康被害を受ける可能性も!
異常を感じたら絶対に使わず、私たちプロの点検を受けるようにしましょう!
3. 灯油タンクの経年劣化による問題
ポリタンクだけでなく、据置型の灯油タンクも経年劣化により様々な問題が発生します。
以下は一般的な原因と起こりうる現象をまとめています。
主な劣化要因
- 日差しが当たる場所に置いている場合、紫外線による材質劣化
- 長年の温度変化による収縮・膨張
- 日陰で湿度が多い場所ではサビなどの腐食
- 配管接続部の経年劣化
発生する問題
- 水分の混入:劣化によりできた隙間から結露や雨水が侵入
- 不純物の混入:長年の劣化による錆やゴミが原因の燃焼不良
- 灯油漏れ:環境汚染や火災のリスク大
4. 劣化した灯油の適切な処分方法
警告:絶対に排水溝や土に捨てないでください!!
環境汚染の原因となり、罪に問われる可能性があります。
適切な処分先

- ガソリンスタンド(事前に受け入れ可能か確認)
- 専門業者(産業廃棄物処理業者)
- 購入店舗(一部店舗で回収サービス実施)
当社では条件によっては有料となりますが、廃棄灯油の回収も承っております。
まずは当社ガソリンスタンド(5店舗)、もしくは灯油センター(山形・仙台)にお気軽にご相談ください!
5. 正しい灯油保管方法
理想的には灯油を残さずシーズンを終えることですが、現実的には保管が必要な場合も多いでしょう。
では残った灯油をどのように保管するのが正解でしょうか?
適切な保管場所のポイント
- 直射日光を避ける:紫外線による劣化防止・加熱による火災防止
- 屋内の冷暗所:温度変化が少ない場所がオススメ
- 風通しの良い場所:湿気対策としてオススメ
- 火気から離れた場所:もちろんながら安全対策として
これらを満たす場所の一例として、風通しの良い物置、玄関、勝手口などがオススメです
POINT:保管する容器の材質よりも保管環境による影響の方が大きいため、無理に別容器に移し替える必要はありません
6. プロによる定期点検の重要性

私たち販売店では、夏が終わった初秋ごろに灯油タンクや暖房機の点検をオススメしております。
「暖房機の点検」といってもあまりピンと来ないかもしれませんが、決して安くない暖房機を長く使用いただくためにはとても大切です!
暖房機の点検を怠るとどうなるか
- 本格的な暖房を使うようになるタイミングでの故障リスク大
- 例年本格シーズンになると暖房機が品薄になり買換えが困難になることも
- 物価高による影響で、新型は値上がりする可能性があり余計な出費がかかる
当社の点検サービスのご紹介
灯油配達サービス(10月下旬開始予定)に加えて、以下のサービスも随時提供しております!
少しでも気になることがあればいつでも相談してください!
- 灯油タンクの総合点検
- 暖房機のメンテナンス
- 故障時の修理対応(持ち運び式ファンヒーターやストーブもOK)
7. ミニコラム:暖房機メンテナンスの重要性
多くのご家庭では暖房機を「壊れるまで使う」という考えが一般的ですが、定期的なメンテナンスにより機器寿命を大幅に延長できます。
一般的な目安として、メンテナンス有無ではこれだけ寿命の差が出てきます!
| メンテナンスあり | メンテナンスなし | |
| 目安となる寿命 | 10年以上 | 10年未満 |
| 燃費効率 | 95%以上 | 70%以下 |
| 故障リスク | とても少ない | 突然故障のリスク |
※これらの目安数値は大まかな平均であり、実際は設置環境によって変動します
特に石油ファンヒーターは精密機器のため、定期的な点検をオススメしております。
