平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。
まずはじめに、当社のとある社員宅に設置してあるエコキュートの写真をぜひ見て頂きたいと思います。
これ、実はエコキュートの室外機からボトボトと水が漏れてきていたのです!
日曜で当社休業日だったためメーカー対応で事なきを得たとのことでしたが、貴重な「壊れた瞬間」の写真を見て衝撃を感じた方もいるでしょう。
今回はエコキュートの壊れる原因や、壊れた場合どうするのかを解説していきます。
<もくじ>
【ポイント1:やはりエコキュートも交換目安は10年!】
給湯器のご案内でよく提案しておりますが、エコキュートも同じく交換目安は10年です!
ちなみに先ほどの事例も10年以上経過していたとのこと。
そのため10年が過ぎている場合はまず点検をお願いすることが何よりも大切です!
【ポイント2:壊れる場合の一般的な事例とは】
先ほどの事例であった「室外機の水漏れ」は壊れる原因でよくある事例のようです。
しかしお湯は普通に作れており水圧が減ってもいなかったためエラーも出ず、水道の検針で水漏れ疑いが指摘されてはじめて気づいたそうでした。
このことから、もし壊れ始めてきている場合の事例として以下のようなことが挙げられます。
現に今このような現象が発生している場合はすぐに点検を受けましょう!
・リモコンのほうで風呂栓以外のエラーコードが発生している
・室外機から常に水が漏れている
・同じお湯の出し方で明らかに昔より水圧が減っている
・お湯が沸きあがるまでの時間が明らかに長い
・沸き上げ時の室外機の音が非常にうるさくなった
・出てくるお湯からニオイがする
【ポイント3:もし壊れたらどうなる?】
一番わかりやすい症状は、皆さん想像できますがエラーが出て一切お湯が出せなくなることです。
また先ほどの事例にもあるように水漏れが絶えず発生したり、給湯能力が著しく悪くなることが挙げられます。
また配管の劣化で壊れた場合、動作はしても緑青と呼ばれる銅サビがお湯に含まれている場合があります。
今回の事例でも、後日シャワーヘッドについているフィルターを見たら緑青らしきものがあったそうでした。
緑青は厚生省で無害と公表してはおりますが、不純物混じりのお湯なんて使いたくないので交換のサインだと思って早めの交換を推奨します。
【ポイント4:早めの交換をするなら4月着手がおすすめ!】
エコキュートの場合、エアコンと同じく室内機・室外機セットで動くものですのでどちらかが壊れれば両方交換が必要となります。
ただし給湯器の交換となると金額的にも非常に高くかかってしまいます。
そこで活用いただきたいのは補助金で、最近はいろんな補助事業が実施されています!
例えば国の事業として「省エネ給湯補助金」が利用できます。
こちらは対象機種の購入・設置で8万円、その他要件クリアで最大15万円の補助を受けることが可能です。
なお補助金は先着制・抽選制ともに「できるだけ早い申請」であるほどチャンスが大きいため、すでに交換を検討している方は補助金が受けられるかの確認を行ってみましょう!
【まとめ】
今回はエコキュートが壊れた写真をはじめ、壊れた時の症状や買い替えるためのポイントについて紹介いたしました。
設置してから10年たっている場合はとにかく点検を受けましょう!壊れてからでは大変な思いをしてしまいます。
またエコキュートに関しては補助金もあるため、少しでも負担を軽くし快適にしましょう!