【お役立ち情報】気温差が激しい春先はエアコンを上手に活用しよう

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2024.04.08

【お役立ち情報】気温差が激しい春先はエアコンを上手に活用しよう

平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。

長い冬も終わりいよいよ春が到来!東北地方の桜の開花宣言も出て本格的なお出かけ日和になりました。
ただ毎年この時期厄介なのが【花粉・黄砂】【昼夜の温度差】です。
ちょうど石油ファンヒーターをしまうかまだ使うか悩みどころのタイミングであり、かといって石油暖房ではもう暑い時もあるので部屋の温度調節に苦労している方も多いかと思います。

そこで今回はエアコンにフォーカスを当て、気温差の激しい今の季節を快適に過ごすコツを紹介いたします。

<もくじ>

<ポイント①:寒冷地モデルでなくても暖房は十分動きます!>
エアコンの暖房=寒冷地モデルといったイメージが強いですが、そうでないエアコンも暖房は問題なく使用できます!
それどころか今の季節の朝の温度は通常モデルでも十分な暖房を得ることが可能です。

以前にも紹介しましたが、エアコンの暖房能力は外の気温が低いほど低下してしまうのが仕様です。
これはより寒いほど空気の温かい部分を取り込めない(室外機と大気の温度差を作れない)ために起きてしまう現象。
実際にエアコンの仕様を見てみると、気温が低くなると暖房能力が落ちることが記載されています。


(画像をクリックorタップすると当社商品ページが開きます)

ここで注目してほしいのは「外気温が2℃でこの程度まで下がる」といった表記です。
春先の朝の気温は、たまに0℃近くまでいきますが5~6℃程度な時が圧倒的に多いでしょう。
そして数℃ぐらいの気温になると、通常モデルでも100%に近い暖房性能が発揮できます。
つまりこの時期であれば石油暖房でなくエアコンで暖房を賄っても十分な温かみを得ることができるのです!

ただし、石油暖房は「すぐ温まりやすい」といったメリットがあるため、エアコンでは温かみを感じるまで時間を要することもあります。
そのためタイマー運転で普段よりも早めに暖房ONにするとちょうどよいと思います。


<ポイント②:意外と使わない自動運転モードが大活躍!>
機種によっては運転モードに「自動」といったものがあります。
これは字のまま室温に合わせて冷房・暖房・送風を自動的に切り替えてくれるモードです。(車の温度制御エアコンのようなイメージです)

気温差が激しい今の時期、特に夏日付近になる日では昼間~夕方にかけては冷房が欲しくなることもあり、1日の間に冷房と暖房両方必要という時も最近では必ず出てきます。
そんな時こそ自動運転に任せてしまうことで冷房と暖房をうまく切り替えながら運転してくれるようになり、この時期でも1日を通して快適に過ごすことができます。
(例:三菱電機 霧ヶ峰の「AI自動運転」の仕組み)

なお自動運転モードがないエアコンでも、switchbotなどスマートリモコンに搭載されている自動タスク機能(オートメーションなど)で室温に対する条件を組み合わせることにより疑似的な自動運転を実現することもできます。
例えばswitchbotの場合、スマートリモコンハブ1つと温度センサー2つ(室内・屋外用)があれば上記AI自動運転に近い条件で動かすことが可能です。


<ポイント③:使う前にエアコン掃除はしっかり実施!>

以前にも何度か紹介しておりますが、フィルターのほこりなどがたまっている状態で運転しようとしてもエアコンの性能が発揮できず、それどころか故障する原因にもなってしまいます!
冬場灯油暖房でエアコンを使っていなくても舞い上がったホコリが侵入したまっていきますので、冬の使用頻度に関わらずエアコンを使い始める前に必ず掃除は実施しましょう!


<ポイント④:電気代にも優しいエアコンの付け方とは>

エアコンは設定温度まで到達するまでかなり電力を使い、それ以降はあまり電力を使わないためちょっとの外出程度なら付けたままがいいということは既に広まっており実践している方も多くいらっしゃると思います。
では今の時期のような温度差が激しいときはどのような運転が良いのでしょうか?

まず暖房については少し早めにつける代わりに設定温度を少し低めにしておくのが良いでしょう。
温かみが欲しくて25℃など高温に設定するとずっと高い消費電力を使い続けるためあまり効率的とは言えないです。(設定温度を上げれば上げるほど熱量が増えるわけではありません)
それよりは少し低めの温度で慣らしておけば布団から十分出ることができるでしょう。
なお深夜電力が安い電気プランを契約している住宅では朝7~8時まで割安のため、この時間までに出勤・外出の身支度を済ませて暖房を切るといった考え方も有効な手段です。(プランによって割安な時間帯は異なります)

一方冷房については気温の下がり方も激しいため、あまり長時間付けずにほしい時だけONにし、外が涼しくなったらOFFにして外気を取り込んだ方が節約になる場合もあります。
ただし花粉・黄砂の季節で窓を開けたくないといった方も少なくないため、その場合はあまり涼しくなりすぎないように弱運転で付け続けたほうが良いでしょう。

なお市販で販売されている、吸気口に貼り付けるホコリ取りフィルターは花粉もキャッチしてくれるため、これを付けるとエアコン運転中にある程度の空気清浄が期待できます。


<まとめ>
今回は春先の気温差が激しい時期でのエアコン活用について紹介いたしました。
活用のポイントとしては以下のようにまとめることができます。

・春先の朝の気温ぐらいであれば寒冷地タイプでないエアコンでも十分な暖房ができる

自動運転を活用すれば昼夜の気温差があっても快適に過ごすことができる

・昼間の冷房はあまり長時間付けず、涼しくなったら外気取り込みも活用する(花粉に注意!)

うまく活用すれば早いタイミングで石油暖房を片付けることができるため、部屋のスペースに余裕ができのびのびとした生活ができるようになります。
花粉や黄砂に気を付けないといけませんが、うまく活用して気温差に体調がやられないようにしていきましょう!

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