【お役立ち情報】冷房が効きやすくするための対処法を紹介

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2024.04.25

【お役立ち情報】冷房が効きやすくするための対処法を紹介

平素は当社住設サービスをご愛顧いただきありがとうございます。
近年の大型連休につきものなのが「暑さ」で、やはり今年も30℃に近くなる予報が出ているなどエアコン冷房が欠かせない連休になりそうです。

さて、当社では冷房の使い始めの時期に買い替えの案内やセルフチェックの案内をお送りしておりますが、ユーザーの皆様にとって気になることとして「どうやったら冷房の効きがもっと良くなるの?」ということです。

そこで今回は冷房の機器をよくするための簡単な方法からちょっと大掛かりな方法まで紹介いたします!
大掛かりなものも連休中にDIYでできるレベルですので興味があればぜひチャレンジしましょう!

<もくじ>

【前置きポイント①:古いエアコンは結局買い替えたほうが良!】
もし現在使用中のエアコンが10年以上前の機種であれば、冷房を効きやすくする工夫を施すよりもまず買い替えることを強くおススメします!
基本的にエアコンの設計耐久年数は10年のため、逆にいえば10年以降はいつ壊れてもおかしくありません!

「今使ってるの20年前のだけど普通に動くよ?」とかお思いの方、それはただ運がいいだけです。
壊れてから辛い思いをする前に、ぜひ今のうちに交換に踏み切りましょう!

またこの10年間で省エネ技術がかなり進歩し、ランニングコストも何割か抑えられています。
次のポイントにもあるように電気代が確実に上がりますので、交換によるメリットは非常に大きくなります!
特に20年以上前の機種であれば高確率で交換費用を10年以内にペイできます!

2024年6月まで当社でエアコンセールも実施しています!(画像をクリックすると詳細が開きます)


【前置きポイント②:いよいよ5月より本格的に電気代があがります!】
ニュースでも取り上げられていますが、国が実施している「電気・ガス価格激変緩和対策」が5月に軽減され6月終了になる予定になっています。
具体的に5月は使用料の部分において軽減額が約半分(1kWhあたり3.5円から1.8円)になります。

さて5月からですので連休の真っただ中、外出しない日は日中ずっと冷房を付けることになるでしょう。
そうなると5月分の電気代が思った以上に高くなってしまうかもしれません!

ということで請求額にビクビクしないためにも、少しでも冷房の効率を良くし電気代を抑えていきましょう。


【工夫術①:風の向きを正しくし扇風機やサーキュレーターを活用しよう!】
はじめに冷房時にエアコンの「風の向き」はどのようにしていますでしょうか?
実は風の向きだけでも冷房の効きが異なり、一番良いのは「天井に沿って風を送る」ことです。
これは理科の勉強にもでてきた「風が吹く仕組み」に倣った方法で、冷たい風は空気の中で重いため上から下へ流れる性質を持っています。つまり天井からシャワーのように冷たい風を落とすことで自然と空気の流れができ、早く部屋が涼しくなります。


また冷房の効果をもっとよくするには扇風機・サーキュレータを活用します。
これにより部屋全体の空気を混ぜることができるため、より早く部屋を涼しくすることが可能です。
最近では小部屋用の手ごろなサーキュレーターも販売されていますのでぜひ試してみましょう!
(画像:ダイキン工業コラム「温度を下げる前にやってみよう」より)


【工夫術②:室外機に日が当たらないようにしよう!】
室外機の役目を知らない方は多いですが、実は室外機が冷たい空気を送るためのかなり大事な役割をしています!
実はこの室外機で「部屋の暖かい空気」と「外気で作った冷たい空気」を交換し、冷たい空気を部屋に送っているのです!


ということは室外機に日が当たって熱くなっていたりすれば、当然ながら冷たい空気が作りにくくなって効率が落ちてしまいます。
そこで室外機に日よけを設置し、室外機が日陰になるようにすることで効率がアップします。

なお室外機を効率よく運転するには、機械の空気の流れを良くする必要もあります。
そのため室外機をカバーで覆うような行為は逆に効率が悪くなるため絶対にやめましょう!


【工夫術③:遮光カーテンや断熱フィルムを活用しよう!】
外からの熱が入りやすい原因の1つが「窓」です。
一般的な窓ガラスは熱を通しやすいため、特に夏場は窓の対策を行うことで冷房の効きをよくできます!


窓対策として長年人気なのが「遮熱・遮光カーテン」や「すだれ」です。
今では近くのインテリアショップに必ずと言っていいほど販売されており、部屋の模様替えにもなるためまずはカーテンの入れ替えを試してみるのが良いでしょう。
なおカーテンの交換をやったことがない方でも案外簡単にできるためタイパ的にもおすすめです!

また最近では窓ガラス用の「遮熱フィルム」も販売されています。
身近なところでは某100円ショップでもみかけるようになりました。(100円ではありませんでしたが)
最近の住宅で、妙に青みがかったりサングラスのような色合いの窓を見ることが多くなったと思いますが、これらのほとんどが遮熱加工されておりフィルムをはることで同じ効果を得ることができます。
ただし一定量のスキルが必要なため初めて行う場合は失敗前提で練習分も含めて買うことを推奨します。またすりガラスのようなデコボコした窓ガラスには使えないため注意が必要です。

なお予算があれば「窓リノベ」として二重窓などのリフォームを実施するのも効果的です。
窓リノベには国の補助金も活用することができるため、手軽に高い断熱効果を得ることができます!
当社でも窓リノベの相談を承っておりますのでお気軽にご相談ください。


【工夫術④:意外なところから外気が流入しているかも!】

築年数が長い住宅でフローリングの部屋であれば、「壁と床の間」をチェックすると隙間が空いていることがあります。
これは長年の劣化やきしみなどでできる現象ですが、環境によってはこの隙間から外気が漏れ入ってくることがあり対策する価値があります。
また隙間がないはずなのに部屋に虫が入ってきている場合はここから侵入されている場合も!

やり方は簡単で、ホームセンターで販売されている専用の隙間埋めで施工すればOK。
この対策により冬も冷気が入らなくなるため、1年を通して一定量の効果があります!


【まとめ】
今回はよく紹介されている方法から最近見受けられるようになったグッズまで幅広く紹介いたしました。
なによりもまずはエアコンが古くないかが重要で、古ければ買い替えをまず検討しましょう。
そのうえでいろんな工夫をこなすことで冷房を効きやすくできますので、お住まいの部屋の環境に合わせてやってみましょう!

また、この手のコラムでよく聞かれることとして「結局どれが一番効くの?」ですが、実際は部屋の条件によって異なるためこれが最強というものはないと言えます。
そのため部屋の環境に加え、予算や時間的余裕に合わせた対策を行ってみるのが一番といえるでしょう。

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